PJNO2020使用構築(3勝4敗) イエサマヨエースキザン
・はじめに
こんにちは。カキ・クケコです。今回はPJNO2020で使用して残念ながらDay1で落ちてしまった構築と対戦レポートを自分の整理も兼ねて簡単にですが紹介します。大会までは最速ドロップも覚悟していたのですが、そのようなことにはならずとりあえずホッとしています。(もちろん悔しさはありますが…)
・構築経緯
PJNO参加に向けて、何度かBO3の大会に出場し、そこでは相手にデバフをかけまくりダイマを枯らしたり、タイプ相性で受け流すことをコンセプトとした構築を使っていました。しかしながら全く勝てなかったので、自分には攻めまくるような構築しか扱えないのだなあと感じ、INCと同じように殴って勝つような構築を作ろうと考えました。
相手のダイマに対抗でき、こちらはダイマを切らないでダメージを蓄積させるにはやはりタスキを持たせたポケモンの高火力全体技が1番よいだろうと感じていたのでそこから考察を開始しました。ここに当てはめるポケモンにイエッサンを採用することはすぐに決まりました。♂♀どちらかはまだ決めてませんでした。サイコフィールド下のワイドフォースが弱いわけがなく、フィールドが取られたら弱体化してしまいますが、こちらもフィールドを奪い返せるし使わない理由がありませんでした。
そして2体目にはサマヨールを採用しました。この指トリルを考慮すると相手はダイマをあんまり切りたくないと思うので、そこに手助けワイドフォースを撃つのが強いと感じました。この時点でイエッサンは♀を採用することにしました。
3体目はエースバーンを採用。ダイアークやダイジェットとワイドフォースでビートしていく戦術やこの指とまれのサポートを受けながら攻めていくなどの選択肢も取れる点が強いと思いました。
ここまでで砂下のドリュウズが面倒だと思ったのでエルフーンとスカーフウオノラゴンを採用しました。
ラストに求められる要素が①悪タイプ、岩タイプ、飛行タイプの一貫を消す②威嚇をけん制できることだったのでこれらを満たす最強ポケモンとしてキリキザンを採用して6体が完成!
・個別解説
イエッサン@きあいのタスキ
ワイドフォース/この指/守る/リフレク
調整:臆病CSぶっぱ
リフレクは入れる技がなくて、ガエンやバンギと対面したときに腐らない技として採用しました。結構使いましたがナットきつすぎなのでマジカルフレイム入れればよかったです…
サマヨール@輝石
ナイトヘッド/トリル/じならし/てだすけ
調整:ボックスにいたやつ のんきHBD
特に言及することはないです
エースバーン@命の珠
とびはねる/とび膝/不意打ち/守る
調整:陽気ASぶっぱ
ミラー考慮して最速。まもるは考慮されにくいので強かったです。ただ炎技も欲しかったです。鋼技はキリキザンが持ってるので不採用にしました。HPは奇数にしましょう。
エルフーン@バコウのみ
ムンフォ/エナボ/追い風/守る
調整:臆病HCS
タスキ以外のエルフーンを使ったことがなかったので持ち物に一生悩んでました。直前まではリリバでしたが全く発動しなかったのでバコウにしました。火力のないエルフーンがあんまりすこれなかったので耐久と素早さに最低限振り、残りは特攻に振りました。エナボはとぐろミロが面倒なので採用。1対1なら多分勝てると思う。(やったことないからわかんない)
ウオノラゴン@こだわりスカーフ
エラがみ/サイコファング/岩石封じ/かみ砕く
調整:意地AS
エラがみとトリトドンラプラスを削れる技があればあとは何でもいいと思います。
そもそも砂下のドリュは追い風+エースバーンで勝てるので必要なかった気がします。
キリキザン@弱保
アイへ/不意打ち/けたぐり/守る
調整:意地HAD(無振り60族抜かれ、勇敢でもできます)
補完として入れたのですが一番敵を倒してくれたと思います。当初は達人の帯を持たせていましたが、強さを感じなかったので弱保にしました。結果的に変更して大正解でした。エースバーンと同居しているので初見ではトリルエースと見抜かれにくいのが強かったです。うっぷんばらしも入れようと思ったのですが抜くとしたらけたぐりであり、ガエンに打点がないのは弱すぎるので不採用です。
・基本選出
基本選出はないです。ただの初手がほとんどです。バンドリ入りに対しては1戦目はトリル下のを暴れさせ、2戦目にエルフウオノラゴンを初手に出すことは決めていました。
・パーティについての感想
直前に完成したこともあり、うまくはまれば強い構築でしたがあまりにも欠陥が多いなあと感じました。欠陥ポイントとしては①アーマーガアとナットレイに勝てない②相手のトリルを凌ぐ手段がトリル返ししかない③トリパ相手に対してエルフウオノラゴン以外の4体で戦うしかないなど探せばもっとあると思いますがパーティ完成前に解決しなければならないようなプレイング云々のレベルの話ではないので反省ですね…日本一決定戦では直前の完成にならないようにしたいです。
・対戦レポート(記憶頼りなのであいまいな部分多いです…)
R1 コウヘイさん
1戦目〇 VS
2戦目× VS
3戦目× VS?(確か?)
R1から3年連続全国、そして今大会のファイナリストの方です。まじで緊張で吐きそうでした。選出の時点でピッピを大事にされながらトリルを張られたらキツイと考えていました。1戦目はピッピをコータスに交代してきたので手助けワイドフォースでコータスとダイマリザを大きく削り、択負けするもじゃれ外しのおかげもあって勝ち。
2、3戦目は最初に言った通りピッピを大事にされて負け。修正力高くてこれが全国レベルか~って感じでした。
R2 くろたまさん
1戦目〇 VS
2戦目〇 VS
R1は負けたものの、眠さで頭がバグってたのであんまりショックはありませんでした。選出画面をみて、トリル要因がいないのでトリル下でキザンがバンギの上をとれてるだろうと考え、1戦目はトリル下のキザンを通すプランで行こうと考えました。フィールドが取られ、初手は猫挑発が見える並びだったのでナイトヘッドから入り、次のサイクルでイエサマヨの並びを作り指トリルでキザンを暴れさせて勝ち。
2戦目はプラン通りエルフウオノラゴンから入りました。初手からは来ませんでしたが、追い風下でエースバーンとウオノラゴンを暴れさせて勝ち。なんとか全敗は免れてホッとしました。
R3 くるりんさん
1戦目〇 VS
2戦目× VS
3戦目〇 VS?(確か?)
R2とは違いサマヨとバンギが同居していましたがイエッサンと並べたら格闘技吸えるしドラパバンギでタスキの可能性もあると思ったのでR2と同じプランで行きました。おみとおしでバンギがタスキだったので1戦目は予定通りキザンをトリル下で通し勝ち。
2戦目は選出画面でトリル下のアシレを通してきそうだなあと考えトリル返しで何とかするしかないと思ったのでそのプランで行きました。結果あちらのサマヨが封印持ちでこっちのサマヨが腐って何もできずに負け。ただ素早さがアシレ>キザンということがわかったので3戦目はサマヨールを倒して、例え非ダイマキザンでもトリルを張れば勝てると考え、初手でエースバーンのダイアークとワイドフォースを集中しようと考えました。ウインディのせいでその展開は無理でしたが、こちらのエースバーンを見てかあちらからトリルを張ってくれ、またそのタイミングでちょうどキリキザンを交代出ししていたので、トリル返しさせずにサマヨを倒してそのまま勝ち。
R4 ネイティオ?さん
1戦目〇 VS
2戦目× VS
3戦目× VS
とうとう来ちゃいました…ナットレイが。チョッキ型ならまだ何とかなりますが鉄壁型なら負けだなあと考えていました。
1戦目はトリルしてサマヨとキザンを並べて、前ターンに守るを使ったキッスがナットに交代すると思ったので、キッス方向に弱保ダイナックルを撃ち、予想通りナットが出てきて大きく削って勝ち。ただナットが鉄壁型ということが分かり、2、3戦目はやはりナットを突破できなくて負け。急所にかけましたがそんな運はありませんでした。
R5 まさん
1戦目〇 VS
2戦目× VS
3戦目〇 VS
トリル下のキザンで破壊できそうなパーティだったので1戦目はそのプランで行きました。あくびで盤面を妨害されますが、気にせず攻撃し続けて勝ち。
2戦目はドリュウズが型破りということがわかったので追い風下でアタッカーを暴れさせることに。ラストHP結構残っているエースバーンVS両方膝で倒せるHPのバンギ+ダイマガエンの対面となり、前の試合でガエンのダイウォールが見えていたので守るで様子を見ようかとも思ったのですが、守るを見せたくなかったというのと、バンギが馬鹿力を連打していたので格闘タイプになれば打点がないだろうと思いガエンに膝を打ったら守られて、バンギがイカサマを持っていて負け。
3戦目はなんでこの初手にしたか覚えていませんが、サマヨ方向のダイホロウを読んでキッスを手助けエラがみで撃破。サマヨも生き残り、死に出しでガエンが出てきて、相手の安定行動がウオノラゴンにダイドラグーン、サマヨに悪技だったので両交代したところサマヨ方向にフレドラが来ており(これも安定行動なのになぜか頭から抜けてました)キザンが大きく削られたり、不意打ち択に負けたりしますが、最終的に追い風下のダイマエルフーンとウオノラゴンで制圧して勝ち。
R6 Tenceさん
1戦目× VS
2戦目× VS@1
ここから今まで以上に眠すぎてプレイが雑すぎでした…
1戦目はこれまで通りキザンを通すプランで行きました。トリルはうまく貼れたのですが、弱保起動させることができず、またサマヨールが鬼火を持っており制圧することができずに負け。
2戦目はこれまでなら1戦目にキザンで勝つ→2戦目エルフウオノラゴンという選出をしていましたが、初めて1戦目で負けてかつ用意していたプランが通せず頭が真っ白になりました。結果的にエルフウオノラゴンを出していればよかったのですが1戦目と同じ初手で出し、バンドリにボコされて負け。
R7 もりやまさん
1戦目× VS
2戦目× VS@1
Day2進出をかけたタマキンの試合はもりやまさんとだったのでさらに緊張して吐きそうでした。
1戦目はこれまで通りのプランで行き、トリル下でキザンよりバンギのほうが速かったですが、リフ貼った状態の少し削れたキザンがバンギの+1ダイナックルを耐える読みで動かしたら耐えずに負け。(後で計算したらほぼ落ちる乱数でした…)
2戦目はトリル貼られた後にイエサマヨ並べてトリル返しするしかないと思いそのプランで行きました。初ターンはウオノラゴンをサマヨにバック、相手はマジシャトリルだったので、次ターンはキッスがバンギに交代読みでイエッサンをウオノラゴンに下げ、サマヨはトリル返しを選択し、次ターンに手助けエラがみでバンギを縛れる状況を作ろうと考えました。予想通りキッスがバンギ交代だったので喜んでいたらこちらのサマヨのトリルが先に発動して絶望。マジでうますぎて感動してました。負け。
マッチ成績3-4(8勝10敗)
・全体の感想
対戦を始めた1年半ちょっと前は非公式ではありますが全国大会に出られるとは思ってもなかったので出場できたのはうれしいですが、やっぱりまだまだだなあと思いました。負けた試合には運負けは1つもなく、完全に実力が出た感じだったので圧倒的に練習不足でした。戦績はあと1勝でDay2でしたが、その1勝にめちゃくちゃ高い壁を感じました。あと体調管理と体力も課題ですね…強い人たちと戦うのは楽しかったですが、満足できるような結果ではなく、初めてポケモン対戦で悔しいなあと感じたので今後の大会で来年の権利をとってリベンジできるように頑張りたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
おやすみなさい。